2018年10月2日火曜日

来年からiDeCoやることにした

どーも、trです。
小規模企業共済、iDeCo、(積立)NISAは資産形成三種の神器なんだよな。


前にツイッタとかでこういうこと言ってて実際今年はやってないんですが、先々の事を考えた結果やっぱり来年からはiDeCoやることにしました。

※iDeCo知らんって人のために、念のため(=この情強ブログをご覧の方はもちろんとっくにご存知だとは思いますが世の中想像以上にリテラシー低い人が多いので)大雑把な説明入れておきます
・毎月掛け金決めて専用口座に振り替えます
・そのお金で購入する金融商品を選びます
・掛け金の分だけ所得控除の対象になります(所得税と住民税が安くなります)
・60歳まで引き出せません



で、考えを改めた理由としては大体3つくらいあります。

1. 来年からは1年フルに課税されるので税金大きい


これはつまり、今年は3~12月分を確定申告するので、来年と比較すると年間の所得税額が結構違うという話です。支払いサイトの関係もあるので、実質9ヶ月分の稼働売り上げしか今年は課税されません。
あと今年は小規模企業共済の前納により合計154万の控除を受けられる(普通は月上限7万の年間84万)ので、それも含めるともっと違ってきます。



2. 俺は死にたくないし、60歳になっても生きる(人生300年。)


やはり何度考えてみても自分が死ぬというのは考えられないし死にたくないです。死んだらすべて終わり。なんなら60歳どころか医療の目覚ましい発達により不老不死に近い状態になれるのでは?と願ってやみません。
そうなると、たとえ今自由に使えなくとも、60歳から用の資産を積み上げていってもいいかなあと思った次第です。

死にたくない、頑張れ世界の研究者。
あと、健康を月10万くらいで売ってくれねえかなあ。



3. 可処分所得差が年間56万程度ならあんまり気にならない(かもしれない)


今の月収ベースで計算して、月上限68000円の年間816000円を老人向け資産にすると、248000円税金が安くなります。そうなると年間で自由に使える実際の金額差としては568000円ということになります。
それぐらいの額ならまあ目をつぶってもいいんじゃないかという話です。
※来年の税計算シミュレーションをこのサイトで行った結果です
【シミュレーション前提】青色申告、任意継続、国民年金納税猶予
・売上 907万
・経費 30万(ここは~50万くらいまで変動あるかも)
・社会保険料控除 33万2640(国民年金の払込があると+20万)
・生命保険料控除 4万
・小規模企業共済掛金による控除 84万
・iDeCo掛金による控除 81万6000

iDeCoやってて困るケースといえば、例えば超規模的な金融危機によって収入が著しくダウンorゼロ、生活資金が底をつくみたいなパターンですが、
①年間を通して1回だけなら掛け金を変えることができるようですし、②振替を一時的に止めることも可能みたいなので、リスクに耐えられないってほどでもないかなという気はします。

また、今年はフリーランス用のニート準備金を貯めるというのも主眼であったので、それが概ね達成された今、目先の余剰資産はあまり考える必要がないというのもあります。
現在参画中の案件では目下順調にリリースが伸びており、引き続き安定収入が見込めるのも大きいです、ありがたいですね(早くローンチして)。
※ITフリーランス向けのエージェントサービスを使えば、年間を通して切れ目なく稼働することは現状十分に可能ではあると思いますが、より自分のやりたい仕事を、より高い単価で受けよう(積極的に仕事を選ぶ)とした時に、案件とのマッチング率が下がるというのは超あると思います。
そういう期間中、それなりの資産がないと焦ってしまって結局良い案件を獲得できなくなる、という話です、ニート準備金。


というわけで来年はiDeCoやりまーす適当に海外インデックスファンド買いまーす。

まとめ

・(資金に余裕が出てきたら)iDeCoはやれ

・死にたくない

・税金高い 払いたくない



2018年4月15日日曜日

フリーランスエンジニアになってからやった事







そんなわけで今年の3月からフリーランス(個人事業主)としてエンジニアをやっている感じになってます、trです。将棋には全然専念できてないです。

流れだけ見ると、ずいぶん突発的にやっちゃったもんだなって感じなんですが、元々新卒の時からフリーランスは選択肢の一つとして考えていたので、準備0ってわけでもなかったりします。
それにしても調べる事が多く面倒だったので、最終的にやった事をまとめておきます。


❶開業届・青色申告承認申請書の作成と提出

書類の作成には「開業freee」を利用するのが楽かと思います、無料ですし。

何はともあれまずはこれですが、実は提出しなくとも特に罰則があるわけでないらしいです。税務署的には毎年確定申告(=税金の確定=税の支払い)さえしていれば問題ないっぽい。

ただ、青色申告による65万の控除が受けられる事と、後述する小規模企業共済を利用できる事のメリットが大きいので、提出しない意味はあまりないです。
会社辞めた後、失業手当受けつつしばらくニートするとかぐらいですかね、提出のタイミングを遅らせたいケースは。

ちなみに提出先は管轄の税務署になります。郵送でもOKです。
※開業freeeで作成した書類にそのまま管轄の税務署が出てくるんですが、なぜか私の住所の場合管轄違いが発生したりしてたので、念のため確認した方が良いかもです


❷業務委託基本契約書・注文書・注文請書の締結

業務委託基本契約書は、情報機密守れとか再委託すんなとか、まあそんな感じの事が定められてるやつです。これに基づいて仕事してねって感じですかね多分。

注文書は、企業が個人に仕事を依頼する具体的な契約内容、請書はそれを申し入れた事を企業側に提出する書類、って感じです。

企業に常駐する委任契約のようなタイプだと、どの期間働いてもらって、月何時間に対して何万払うか(単価とか単金とか言われるものです)、的内容が定められてる事になります。
最初に業務委託基本契約書を締結しておき、以降は注文書と請書で一定期間ごとに契約を結ぶような形になっていて、大体3ヶ月おきに契約、契約が終わる1ヶ月前に契約延長するか決めるのが慣習っぽいです。

これらの書類については、企業側と事前に話し合った内容を元にむこうで用意してもらったので、自分でどうこうするものとかではないですが一応。


❸退職届の提出

会社員辞めてるからそれはまあね?
※健康保険の資格喪失証明等とかは大体1ヶ月後に届きました


❹クラウド会計ソフト(会計freee)の利用

上でも出てきた青色申告は、確定申告を行う上で税制的に優遇されてるんですが、代わりに書類の作成が結構面倒になるっぽいです。
会計ソフトはそれらを比較的簡単にするために使う感じです、確定申告やった事ないんで実際どうなのか知らんけど。

後、これは結構感動したんですが、請求書の作成から郵送までワンストップでやってくれるサービスも付いてるのでオススメです。
毎月いちいち印刷して封筒用意して郵送、って結構めんどいですからね。

年間2万くらいの価格で、MFクラウドだともうちょい安いっぽいですが、なんとなく名前が好みだったので会計freeeにしました。

❺健康保険の任意継続手続き

会社員を辞めて個人事業主に転生した人間が、社会健康保険から切り替える先の選択肢としては下記の3つが挙げられますが、
・国民健康保険に加入
国民健康保険組合に加入
・任意継続(2年間)

エンジニアが会社員からフリーに転向するケースの場合は、任意継続にするのがベターかなと思います。

国民健康保険組合にエンジニアが加入するのは不可能とは言えないですが、色々とアレで不都合な事が多いのでやめといたほうがいいかなと個人的には思ってます。安さなら最強ではあるけど…。
「自分はエンジニアにしてデザイナーでもある才覚溢れる人間である」と自称する方だけ加入すれば良いかと思います。

また、転向後の年収面を考えても、下記のソースを信用すれば、国保より任意継続の方が安くなる人が99%だと思います。
年間20~40万ぐらい安いはずです、たぶん。

ちなみに、退職日の翌日から20日以内に書類を提出しないと任意継続できないので注意!









※フリーランス向けエージェントサービス最大手さんが公表する平均年収


❻国民年金への切り替え(と猶予申請)

厚生年金から国民年金への切り替えを市役所へ届け出るのはもちろん必須ですが、退職時はそれを理由に、支払いの免税or猶予or一部免税の審査を受ける事ができます(前年の所得がある以上、免税になる事はありえないですが)。

民間の保険と比較すると普通に優秀っぽいですけど、制度的に破綻してるでしょ、ってものにお金出したくないんですよね…。
まあ、10年間は追納が可能なので気が変わったら納税すれば良いのです。

後、付加年金は通常の5倍のリターン(2年受給すれば元が取れる)なので、どうせ払わないといけなくなったらこれもついでに納税する気でいます。月400円だし。

ちなみに、猶予申請は出張所みたいな所では行えないみたいなので注意。
あと資格喪失証明なんたらの類が必要です。


❼小規模企業共済への加入

事業主や法人ならまず間違いなく加入した方が良いやつです。
経営者向けに退職金を用意する、的な役割の制度みたいですが、年間84万(前納を利用すれば開業初年度は最大168万)の控除を受けられ、受け取りのタイミングにあまり制限がなく(基本は廃業すればOK)、退職所得か公的年金として処理されるため税金で引かれる額が超少ない、受け取り額も掛金以上と超お得です。


終わりに


やらなかった(できなかった)事編とかもできれば書きたい所ですが、めんどくなってきたのでそれはまたのに機会にでも。
※経営セーフティ共済、iDeCo、法人化などなど

2016年6月9日木曜日

左美濃急戦がイヤでイヤで仕方ない矢倉党向け オススメ対策紹介

















前提知識

そもそも左美濃急戦って何?対抗型のやつ?って言われるとアレなのでその説明から。
知ってる方は読み飛ばして良いです。

上のような、矢倉における後手の構えの事を指します。
左美濃急戦とか言ったり、居角左美濃とか呼ばれています。
特徴を挙げると、
 ・比較的短手数で組める
 ・かなり固く安定した玉形。
 ・横からの攻めにも強いので、飛車を切るような豪快な攻めが可能
 ・後手番ながら主導権を握って攻めることができる
 ・攻め筋が豊富で強烈。ハマると一瞬で終わる
 ・一気の攻めが決まらなくても難解な将棋
大体こんな感じです。

※元々はFloodgateでソフトがよく採用する戦法だったのだけど、優秀性が認められたのか今年に入って、プロでも徐々に流行の兆しを見せている。
アマチュアでもネット将棋を中心に結構流行ってる節がある。

僕とかも将棋ソフトのミーハーなのでよくこれ指してます。


本題

今回の紹介するものは、根本的な対策ではない(咎めているとかそういう類ではない)のでちょっと微妙な所はあるんですが、
真正面から受け止めるのは気が引ける、という方にはオススメです。
左美濃がなんぼのもんじゃい、という人は回れ右で引き続きがんばってください。
一生狩られてて下さい。


















上図の要領で指します。あらとっても簡単!

ポイントは
 ・5手目66歩ではなく77銀とする
 ・すぐに2筋を突いていく
この二点だけです。
これはどういうことかというと、最速で2筋交換を狙いにしつつ、隙あらば横歩を掠め取るのを目論んでいます。
例えば後手が左美濃にこだわって42玉だと、即24歩同歩同飛と進めてこれは後手がかなり面白くないです。
平凡に23歩では34飛と歩を取られてしまい、後手はこの損を取り返す手段に乏しく、64歩や74歩なども取られる手が見えるので突きづらいです。
24同飛に44角などはこの戦型での常套手段ですが、34飛と取っても良いですし、28飛と引いても良いです。
引いた後は、一例ですが早繰り銀で相手の角を目標にする方針で指すとわかりやすいかと思います(先手は矢倉にこだわらないことが重要。急戦も辞さずの構え)。

左美濃側からこの局面を見ると、先手が66歩を突いていない形では65歩の争点がないのですぐに攻めるのが難しく、逆に先手に有力な攻め形を築かれてしまう可能性が高いのではないかと思っています。
ちなみに、技巧や魔女も先手に+200~300程度の評価を示すので、こう進めば先手有望と言えそうです。

なので、戻って上図の局面では33銀とするしかなさそうです(もしくは42銀32金として2筋を切らせる形)。
これで一応左美濃急戦を阻止することができます。


とにかく居角左美濃を許さないスタイル

ただこれ、普通の矢倉党から見ると先手は25歩を先に決めてしまっているという損があるので、そういう意味で根本的対策にはなってないです(ソフトの評価値自体は互角)。
この後はお互い急戦持久戦なんでもありの、矢倉のような何か(別名相居飛車)の戦型に突入するので、力戦志向の居飛車党には合うんじゃないでしょうか。

ちなみに僕はこの手広すぎる局面、どう指すか全く方針考えてません。
誰か代わりに(後手の)有力策を研究してこっそり教えてください。

2016年5月5日木曜日

「ポナンザ君、とにかく殴れ」
第26回世界コンピュータ将棋選手権決勝 ponanza VS 技巧

ponanzaの将棋が凄まじかったので、棋譜検討その他諸々やっていきます。
※検討にはapery使用してます。

第26回世界コンピュータ将棋選手権決勝 ponanza VS 技巧

先手:ponanza
後手:技巧

▲7六歩    △3四歩    ▲5八玉    △6二銀    ▲4八銀    △5四歩
▲2六歩    △4四歩    ▲2五歩    △3三角    ▲3六歩    △5三銀
▲3七銀    △3二金    ▲6八玉    △5二金    ▲2六銀    △4三金右
▲3五歩    △同 歩    ▲同 銀    △3四歩    ▲2四歩    △2二銀
▲2三歩成  △同 銀    ▲2四歩    △1四銀    ▲1六歩    △4五歩
▲3三角成  △同 桂    ▲7一角    △5二飛    ▲1五歩    △6四角
▲1四歩    △2八角成  ▲2三歩成  △4二金寄  ▲4四銀打  △5五馬
▲5三角成  △同金上    ▲5五銀    △2八飛    ▲3八銀    △3五歩
▲2七歩    △5五歩    ▲3九金    △2五桂    ▲2八金    △6二玉
▲3一飛    △5六歩    ▲7一角    △7二玉    ▲5三角成  △8六角
▲同 歩    △5七歩成  ▲7八玉    △5一歩    ▲5二馬    △6七と
▲同 玉    △6六銀    ▲同 玉    △6五銀    ▲7七玉    △6六銀
▲同 玉    △5二歩    ▲6一銀    △6二玉    ▲7二飛    △5三玉
▲5二銀成  △4四玉    ▲5五銀
まで81手で先手の勝ち


序盤

















3手目58玉について触れてはいけない。
これの是非を考え出すと、将棋の深淵に飲まれた挙句時間を浪費するだけに終わるので、ポナはこういうものと思うようにするとよいです。
すぐ玉寄ったりしてイミフだしな。





ponanza、棒銀からの速攻
















24歩に14銀と出た局面。
普通はここで26銀と立て直したりとか考えそうなものだけど、ponanzaの指し手は銀取りを放置して16歩。
ここで35歩と取ると、以下15歩45歩33角成同桂14歩55角23歩成28角成32とが一例で、同飛には21角、55馬には34銀!から攻めが続く模様。
28の飛車取りを無視するのが急所で、取られても見た目ほど厳しくない(僕の目には厳しく映るけどw)のでとにかく攻めが続けばよしということなのだろう。
普通は55角の両取りで慌ててそのまま形勢を損ねるものだけどねぇ。

ちなみに戻って14銀と出ずに12銀も有力なようで、以下26銀24角25銀33角となってどうか。先手一歩損だが棒銀が威張っていて、後手も妙な凝り形をこれ以上ほぐすことができない。
評価値は先手+100点程度で互角ライン。



ponanza、飛車取り放置でやりたい放題
















64角に14歩と銀を取った局面。
さすがに無茶でしょ〜w、と言いたくなる所だが、以下28角成に23歩成と進み、同金は守りの金が離れてしまい44銀打で攻めが止まらない。先ほどの検討順にも出てきたが、28の飛車を取らせてもいいから攻め続けるのが肝要らしい。

技巧は42金寄としたが、それでも44銀打からponanzaはゴリ押しの攻めを猛プッシュしてくる。
次の55馬は一見奇異に映るが、平凡に64馬としても43銀成と金を取って44金と打っていけば、攻めは繋がるらしい(同金同銀62銀打53銀成同馬62角成同玉33と、などが一例。他にも有力な手段が多く、若干先手有利な印象)。
後手は中央付近で清算した後の形が悪く、33とが次に後手の大駒を責める手を見ており非常に味が悪い。
ちなみに、28飛と降ろしても58金右と受けておいて、すぐに寄る形ではない。



ponanza、一転して冷静な指し回し

















局面が進み、技巧が35歩と銀を取った手に対してponanzaが冷静に27歩と打った局面。
これで次の飛車取りがどうやっても受からなくなり、形勢に差がついてしまった感じ。
色々駒が当たっており判断が難しいが、技巧は銀を取らずに23飛成と粘りに行くべきだったか。

それにしても、殴るだけ殴っといて自玉を安泰にするponanzaの指し回しは見事という他ない。
以降は順当にponanzaが寄せていった感じ。(技巧にも判断ミスがあり、まだ長そうだったが一気に決着がついてしまった。持ち時間に差がついていたのかもしれない。)


まとめ

今回はponanzaの攻めが炸裂して、技巧にとっては不本意な一局となってしまった(割と短手数で決着した)が、持ち時間の長い将棋ならまた違った展開になったんじゃないかなー、局面の均衡が続いたんではないかなーと思う。2次予選では技巧が勝ってるしね。
選手権は10分+一手指すごとに10秒追加というルールなので、持ち時間が短いんですよね。
ソフト同士でプロ棋戦、せめて早指し棋戦程度の対局の場設けて!エライ人!

にしても、棋界最高峰の将棋が棒銀というのもまた凄いですよね。。。
僕もこれからは棒銀採用していきます

2016年5月4日水曜日

ステミキ不要!?OBSとPeercastStationで情強flv配信

ようやく新PC(SurfacePro4)でPeercast配信が可能な環境を整えることができたので、概要をメモしときます。

基本的には、
Open Broadcaster Software (OBS)…動画のライブエンコード
PeerCastStation…ストリーミング機能、ピアキャス配信設定など
の2ツールのみで配信可能。構成要素少ないとシンプルで良いよね。



事の発端

元々使っていたノートPCと同様のツール類を入れてしまえば、とりあえず同じように配信を行う環境作りは可能だったんです。
ですが、そのためにはステレオミックス機能を利用するために外部のオーディオデバイスをUSB接続する必要があり、「タブレットPCにそれはスマートじゃないよなあ〜」と思ってしまい、どうにか改善できないかと模索し始めたのがきっかけです(マイクの入力音量がおおきくなるとかメリットはあるんだけどね)。
結果的にツール類ほぼ全とっかえみたいな感じになっちゃいましたが。


仮想ステミキとかいう情弱手法

当初は代替手段として上のような事を考えてました。
ですが調べていく内、「オーディオドライバを更新したらええんやない!?」的記事を見つけてしまったので試してみることに。














結果的にはまあ無駄骨だったわけですが(おそらくハードウェアがサポートしてない)、更に色々調べていく内に、そもそもVista以降はOS標準でPC内の音源を録音する機能が用意されている(Windows Core Audioというらしい)との事実を知ってしまったため、話が徐々におかしい方向に。

XPまではステミキあったのに〜、みたいな話は結構聞きますがそれもそのはずで、OSで代替機能有してるからステレオミキサーはもう過去のもの、サポートなんてしないよ、ってことなんですね。

これを知ってしまったtr氏、何か触れてはいけないスイッチ(情強アンテナと呼ぶ)が入ってしまったらしく、
「君遅れてるね(笑)まだステレオミックスで消耗してるの?」
などとマイクロソフトから煽られている気がしてならなかったため、意地でも仮想ステミキを入れない方針に。
配信頻度ゴミの視聴数10~20ぐらいの弱小配信者なのにな。



前提として

・Windows Core Audio対応のアプリでないとPC音をミックスできない。なのでWME等の古いツールは無理(wmv形式のエンコーダーで対応しているものはなさげ?情報求む)
・その中だとOBSが無料で動作安定多機能で良いよ!でもflvエンコードだよ!従来のプロトコルでは配信難しいからサーバ機能有した別ツール併用しないとだよ!
・最近のPeercastStationだとrtmpプロトコルに対応してるから簡単にflv配信できるよ!

ということらしく、視聴のためにIM版入れたばかりだったけどペカステ入れ直した。なんかちょっと悔しかった。
ちなみにOBSとペカステの設定はGUIに沿って進めていけばあまりつまずく所はないかと思います。困ったらペカステのreadme読むなり、下記URLを参考にするなりで。
配信開始する時は、ペカステで配信開始→OBSで配信開始の順でOK。
あと、spで配信する時はジャンルに「sp」って入れないとチャンネル乗らないからそこだけ注意な!


※参考URL
http://pecardy.vanu.jp/?%C0%DF%C4%EA%2FFLV%C7%DB%BF%AE#bdfdecd8
http://fukure.sakura.ne.jp/wordpress/archives/1105
http://gae.cavelis.net/howto/#!encoder_obs



あんまり関係ない話

ニコ生やYouTube Liveやツイキャスなどなど、複数のライブ配信サービスが世に出回っている中で冷静にpeercast配信を鑑みると、リアルタイムに視聴者とやり取りをするために掲示板使うのって冗長じゃない?と思うようになった。
というかレスを画面に表示するためにわざわざニコキャス入れるのが面倒だったのもあってw外部チャットを利用してみることにした。
ストックとしての役割は果たさないけど、個人的にはあまり不便はなさそうな感じ。

今のところは掲示板でいう、IDなしレスはできないチャットを使っているけども、多分調べればそれっぽいサービスはありそう。後々模索するかもしれない。



まとめ

なんだかんだピアキャスで配信するまでの用意が面倒だった。
まあ、他配信サイトは企業がライブ配信を行うための機能一式を提供してくれているおかげで、視聴側も配信側も煩わしい一切を省略出来ているということなので、そこをピアキャスと比較しても仕方ない。

開発やらYP運営やら情報提供諸々を、有志が行っている上で成り立っているのがPeercastというわけですので。


所感

・html形式ではなくGUIで配信設定できるPeercastStationは神。さらにrtmpプロトコルに対応してるのも神。作者に感謝。

・ステレオミキサーと違って、自分の声を聞かなくて済むのは良いかもしれない。

・マイクの入力音量が小さいらしい。

・以前は、Peercast, WME, SCFH DSF, ペカスターター, ニコキャス+配信用掲示板, USBオーディオデバイス, +α, と、構成が冗長感あったのでそれを改善できたのは○。
マイクミュートのショートカット割り当てもOBSが有している(前は専用ツール入れてた)。

・ディスプレイもう一つないとOBSのソース機能(複数画面取り込み)を上手く活用するのは難しいので、Surfaceの高解像度があんまり役立ってない(結局諸々を目視可能なサイズにする必要がある)、むしろOBSや24などのレイアウトに悪影響出てる。

・そもそもソース機能を使えてない(誰か正しい使い方教えて!)。

・基本配信中はタッチペンとtypeカバーキーボード操作なのだけど、テキストにペンでタッチすると毎回タッチスクリーンが出てきて邪魔。管理画面から機能停止しかOFFる手段がないらしく配信外との切り替えが面倒(マイクロソフトはさっさと専用のGUI用意しろ)。


タッチスクリーン邪魔
OBSのボタン色々おかしい
24アプリのサイズがもはやギャグ

2016年4月17日日曜日

お前ら「ソシャゲの課金ガイドラインガー」とかなんとか喚いてるけど、それ前とほとんど変わってないからな

みなさんこんにちは。
グラブルの例の騒動から始まり、団体ガイドラインに関する報道など、今何かと世間を騒がせているモバイルゲーム業界ですが、ちょっと巷では勘違いが蔓延しているようなので事実を再確認していこうかと思います。

「ガチャ課金上限5万円」という朝日デジタルの記事があまりに間違いだらけで腹が立ったので書いた
こちらの方の記事を読んでもらえれば大体分かるんですが、
「最近問題視されてきているから自主規制が始まった」
という認識は完全に間違いです。

時系列的に要約するとこんな感じになります。

・JOGA、モバイル系ゲームなどのガイドラインに関するプレスリリースを発表

 →これは他団体(MCF)やJOGAに加盟していない会社などと連携を進めていくよ、業界全体に「以前から定めていた」ガイドラインを推奨していくよ、という趣旨

 ↓


・バカ朝日、プレスリリースを盛大に勘違いして見当違いの記事を公表

 →業界が課金上限などに関する自主規制を定めたとか例のやつ。
 →もしくは勘違いじゃなくて確信犯?(読者の目を引く内容にした方が利益は出る)

 ↓


・大手まとめサイトなどでこの件が勘違いされたまま取り上げられる

 →彼らも情報の信憑性とかどうでもよくて、PV稼げればそれで良い、生活が潤うので、そこに何か文句言っても仕方ない。

 ↓

・勘違いした情弱大量発生



大体上のような流れになってます。もう正直ノイズすぎて嫌気さしてます。
なのでそんな強制力のない、せいぜい抑止力程度でしかないガイドラインにあれこれ言っても無意味なのです。
法的にまずいのであれば、然るべき機関より要請が来て、現状より厳しくガイドラインが改定されるでしょう。
今はそこまでの状況じゃないという事です。


締め

そういうわけなので、皆さんも騒ぐなら正しい認識を持った上で騒いで欲しいところですね。

やまもといちろうとか、何か一人で勝手にわめいてましたけど、本当いい迷惑ですよ〜。
ま、世間の注目を引ける話題なのでお金になるんでしょうね。俺の視界に入らない所で頑張ってくださいー。

じゃ。

このブログの自分のビューを追跡しない→追跡される問題

今日ふとググってみたらあっさり解決したのでメモ。

何のことかというと、このブログの提供元(?)であるBloggerというサービスは、デフォルトでアクセス統計的なものをやってくれる機能も備わってるのだけど、自分自身のアクセスもカウントに含めてしまうのが以前からの懸案だった。






一応これにチェックを入れれば見た目カウントしないでくれそうな気配出てるんだけど、どうもこれが気配だけだったらしく(仕様だとずっと勘違いしてた)、ここの解決方法を試してみた所、見事自身のアクセスを除外してくれました。どなたか存じませんがリンク元の方、感謝感謝です。


結局何が原因だった?

一言で言うと、.jpドメインは何も触れてないから自分で設定しないと意味ないよん。
という話だった。追跡設定ページに注意書きでも書いといてくれよ・・・。

記事書き途中のプレビュー機能でもなぜかカウントされることがあって、自アクセスがアクセスカウントの大半を占めてもはや統計機能何の意味もない、みたいな悲しい現象に頭を悩ませていたので大助かり。

これはきっと仕様だから仕方ないんだ…と思い込んでロクに調べもしなかったのが仇となった結果だった。Googleを信用しすぎてた。


まずは自分で調べてみること、これ大事な