2016年5月4日水曜日

ステミキ不要!?OBSとPeercastStationで情強flv配信

ようやく新PC(SurfacePro4)でPeercast配信が可能な環境を整えることができたので、概要をメモしときます。

基本的には、
Open Broadcaster Software (OBS)…動画のライブエンコード
PeerCastStation…ストリーミング機能、ピアキャス配信設定など
の2ツールのみで配信可能。構成要素少ないとシンプルで良いよね。



事の発端

元々使っていたノートPCと同様のツール類を入れてしまえば、とりあえず同じように配信を行う環境作りは可能だったんです。
ですが、そのためにはステレオミックス機能を利用するために外部のオーディオデバイスをUSB接続する必要があり、「タブレットPCにそれはスマートじゃないよなあ〜」と思ってしまい、どうにか改善できないかと模索し始めたのがきっかけです(マイクの入力音量がおおきくなるとかメリットはあるんだけどね)。
結果的にツール類ほぼ全とっかえみたいな感じになっちゃいましたが。


仮想ステミキとかいう情弱手法

当初は代替手段として上のような事を考えてました。
ですが調べていく内、「オーディオドライバを更新したらええんやない!?」的記事を見つけてしまったので試してみることに。














結果的にはまあ無駄骨だったわけですが(おそらくハードウェアがサポートしてない)、更に色々調べていく内に、そもそもVista以降はOS標準でPC内の音源を録音する機能が用意されている(Windows Core Audioというらしい)との事実を知ってしまったため、話が徐々におかしい方向に。

XPまではステミキあったのに〜、みたいな話は結構聞きますがそれもそのはずで、OSで代替機能有してるからステレオミキサーはもう過去のもの、サポートなんてしないよ、ってことなんですね。

これを知ってしまったtr氏、何か触れてはいけないスイッチ(情強アンテナと呼ぶ)が入ってしまったらしく、
「君遅れてるね(笑)まだステレオミックスで消耗してるの?」
などとマイクロソフトから煽られている気がしてならなかったため、意地でも仮想ステミキを入れない方針に。
配信頻度ゴミの視聴数10~20ぐらいの弱小配信者なのにな。



前提として

・Windows Core Audio対応のアプリでないとPC音をミックスできない。なのでWME等の古いツールは無理(wmv形式のエンコーダーで対応しているものはなさげ?情報求む)
・その中だとOBSが無料で動作安定多機能で良いよ!でもflvエンコードだよ!従来のプロトコルでは配信難しいからサーバ機能有した別ツール併用しないとだよ!
・最近のPeercastStationだとrtmpプロトコルに対応してるから簡単にflv配信できるよ!

ということらしく、視聴のためにIM版入れたばかりだったけどペカステ入れ直した。なんかちょっと悔しかった。
ちなみにOBSとペカステの設定はGUIに沿って進めていけばあまりつまずく所はないかと思います。困ったらペカステのreadme読むなり、下記URLを参考にするなりで。
配信開始する時は、ペカステで配信開始→OBSで配信開始の順でOK。
あと、spで配信する時はジャンルに「sp」って入れないとチャンネル乗らないからそこだけ注意な!


※参考URL
http://pecardy.vanu.jp/?%C0%DF%C4%EA%2FFLV%C7%DB%BF%AE#bdfdecd8
http://fukure.sakura.ne.jp/wordpress/archives/1105
http://gae.cavelis.net/howto/#!encoder_obs



あんまり関係ない話

ニコ生やYouTube Liveやツイキャスなどなど、複数のライブ配信サービスが世に出回っている中で冷静にpeercast配信を鑑みると、リアルタイムに視聴者とやり取りをするために掲示板使うのって冗長じゃない?と思うようになった。
というかレスを画面に表示するためにわざわざニコキャス入れるのが面倒だったのもあってw外部チャットを利用してみることにした。
ストックとしての役割は果たさないけど、個人的にはあまり不便はなさそうな感じ。

今のところは掲示板でいう、IDなしレスはできないチャットを使っているけども、多分調べればそれっぽいサービスはありそう。後々模索するかもしれない。



まとめ

なんだかんだピアキャスで配信するまでの用意が面倒だった。
まあ、他配信サイトは企業がライブ配信を行うための機能一式を提供してくれているおかげで、視聴側も配信側も煩わしい一切を省略出来ているということなので、そこをピアキャスと比較しても仕方ない。

開発やらYP運営やら情報提供諸々を、有志が行っている上で成り立っているのがPeercastというわけですので。


所感

・html形式ではなくGUIで配信設定できるPeercastStationは神。さらにrtmpプロトコルに対応してるのも神。作者に感謝。

・ステレオミキサーと違って、自分の声を聞かなくて済むのは良いかもしれない。

・マイクの入力音量が小さいらしい。

・以前は、Peercast, WME, SCFH DSF, ペカスターター, ニコキャス+配信用掲示板, USBオーディオデバイス, +α, と、構成が冗長感あったのでそれを改善できたのは○。
マイクミュートのショートカット割り当てもOBSが有している(前は専用ツール入れてた)。

・ディスプレイもう一つないとOBSのソース機能(複数画面取り込み)を上手く活用するのは難しいので、Surfaceの高解像度があんまり役立ってない(結局諸々を目視可能なサイズにする必要がある)、むしろOBSや24などのレイアウトに悪影響出てる。

・そもそもソース機能を使えてない(誰か正しい使い方教えて!)。

・基本配信中はタッチペンとtypeカバーキーボード操作なのだけど、テキストにペンでタッチすると毎回タッチスクリーンが出てきて邪魔。管理画面から機能停止しかOFFる手段がないらしく配信外との切り替えが面倒(マイクロソフトはさっさと専用のGUI用意しろ)。


タッチスクリーン邪魔
OBSのボタン色々おかしい
24アプリのサイズがもはやギャグ

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